成層圏、それはオゾンを含む環境にあるため人が生きることはできませんが、実は旨みをつくるには最適な環境でした。

※本来成層圏は宇宙ではないですが、ロマンの表現として宇宙として解説しています。

日本で「村上の鮭」というのがあるのはご存知ですか？この鮭の美味しさの秘密は、荒れた海がつくる陰イオンが潮風によって陸地の低温で干した鮭に吹き付けられ旨みを引き出していると考えられます。

成層圏は低気圧で温度が低いため栄養素の変性がなく、物質から自然に水分が飛び出し低温乾燥状態となります。

また、オゾン層は紫外線と酸素が結びつき、物質が養生*しやすくなることで旨みを最大限に引き出すと考えらています。

*大事なものが傷つかないようにして、本来あるべき姿にさせること。ここでは理想の味になること。

そう語るのは徳島大学総合科学部の佐原准教授。「美味しい干物を作る条件とは気温が低いことと素早く水分を飛ばせること。マイナス70度でほぼ真空の成層圏はこの条件を満たす。」

実際に機関で測定したところ、旨みの成分が4倍に増加していたという。

日テレNEWSより一部抜擢

「素材の持つ旨みを最大限引き出すのは、成層圏以上ない。」と言ってもいいかもしれません。

この技術を応用した【例の塩】すし屋のひと手間塩は、「料理をもっと美味しく、もっと簡単に」することで幸せの時間を増やすコンセプトで生まれました。是非、宇宙の味を体験してみてください。

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